モラハラというと、暴言などが最も多く大変とというイメージがあると思いますが、暴力は無く、暴言も無く、精神的に追い込むというモラハラを行うケースも多くあります。
モラハラについて調べてもこのようなモラハラはあまり周りの人にも言えず抱え込むため出てきませんが、多くのご家庭で苦しんでいる人がいると推察されます。
お金をわざと無駄遣いするモラハラ妻の事例
モラハラの特徴として、暴力やお金を与えないなどの経済的なハラスメントの方が注目されますが、その逆に、嫌がらせでお金を使いまくる、必要ないものを買って相手を怒らせるというモラハラを行うケースがあります。
普通の家庭だと、生活に必要なものなどを考えて購入したり、節約したりするものですが、そのような普通の考えを持つ優しいパートナーに付け込んで、わざと不要なものを買ったりして、相手に「無駄遣いしないでほしい」と言わせて、「経済的な虐待を受けた」などと自分が悪いのに相手が悪いと言い出すモラハラ妻もいます。
このような家庭での問題の場合には、妻がそんな状態だということがみっともなく、周りの人に相談することもできないので夫が一人で抱え込んで苦しみます。
夫の大切なものや家庭で重要なものを捨てるモラハラ妻の事例
モラハラ妻は嫌がらせの度を超えることもあります。
例えば、夫が大切にしている趣味のものを無断で捨ててしまったり、確定申告に必要な書類や住宅の契約書など捨てては困るものをわざと隠したり捨てたりするということがあります。このようなことも夫は非常に困りますが、妻はその困っている姿を見て優越感に浸ったり、何か言い返したりすれば「保管していないあなたが悪い」などと言って夫が悪いと思わせたりします。家庭という閉鎖的な空間では、どう考えても夫が悪くないようなことでも、妻が悪いということを誰にも訴えることができず、モラハラ妻は反撃されず夫以外の誰からの評判も悪くならないです。
家庭内での暴力無しのモラハラは相談できず夫が悩みまくる
モラハラ妻のパートナーは大抵が優しい人なので、妻の行き過ぎた言動に対して、自分が悪いかもしれないと思って自分を宥めたりして抱え込みます。普通ならこんなモラハラ妻とは生活を営めないので離婚という選択も頭をよぎりますが、優しい夫ほど自分が我慢すれば、自分が妻のことをちゃんとコントロールできるように寛大にならなければという思考にいきがちです。共依存の関係性が形成されてしまうと非常に闇が深くになります。
モラハラ妻がいて家庭内で起きるモラハラは、自分が選んだ妻のことを第三者や親などに相談もできないですし、近所や会社などにも知られたくない問題なので一人で夫が抱え込みストレス過多になりやすいです。
家庭内でのモラハラの解決策は3択
家庭内でのモラハラの解決策は、
離婚(別居)するか
我慢し続けるか
秘密を守ってくれる第三者に相談するか
こののいずれかしかありません。モラハラ妻に対して、やめてもらうことや、夫婦で相談して解決するということは困難に近いです。
この記事で紹介したように、法的に必要なものをわざと捨ててしまうなど、生活上も支障が出るような状態の場合には、モラハラだけでなく精神科を受診するべき案件もあると思いますし、夫婦間とは言え契約書類などを無断で破棄されたりするような場合には警察や弁護士に相談するなどの方法もあります。弁護士に相談をする場合には離婚を前提に離婚するときに優位な状態を作ることが中心になりますので、離婚という選択肢がない場合には心理士のカウンセリング難しいです。