モラハラ加害者が苦手タイプとは

モラハラ加害者が苦手なのは、組織内で自分よりも偉い立場にある人です。例えば会社の上司がモラルハラスメントを繰り返すタイプだった場合、その人物の役職よりも偉い幹部の方に相談してみましょう。そもそもモラハラを行う人物は組織内の上下関係を言わば利用して、部下や同僚に嫌がらせ行為を進めます。

モラハラ加害者は弱い人に強く出る

モラハラは弱い立場の人には強気に出る、これが特徴であり反対に、大抵のモラハラ上司は肩書に弱く、自分よりも偉い幹部や外部の人物に、ハラスメント行為を指摘されたら、急に大人しくなります。係長にモラハラ行為を受け続けているなら、同じ部署内の部長や課長に相談して、それとなく注意してもらうのが対策としておすすめです。

モラハラ加害者は論理的に反撃してくる人物が苦手だけど…

モラハラを繰り返すタイプの人は、論理的に反撃してくる人物が苦手です。ヒステリックに怒ったり、強い言葉や乱暴な態度を取る事でモラハラ型の人間は周囲の人間にプレッシャーを与えます。無言の圧力や乱暴な振る舞いで、自分のわがままを押し通す癖がついており、反対に法廷で戦う弁護士のように論理的に言葉で反撃してくる、話術のスキルが高い人間は大の苦手です。ただし、モラハラ加害者には2種類あり、論理的な思考や話を組み立てて伝えたり聞き取ったりすることが困難なタイプと、頭の切れがよく非常に論理的に相手を貶めて無力化するタイプがあります。

モラハラの防御策として論理的に矛盾を的確に指摘することの有効性

屁理屈で強引に自分の意見を押し通そうとしても、話術のスキルが高い人物であれば加害者の感情的な言動や論理的な矛盾を的確に指摘します

自分の意見に従う人間には、強気な態度を通すモラハラ加害者ですが、一度でも論理的に冷静な口調で反撃された相手に対しては、むしろ攻撃を加えないというタイプもいます。

モラハラ加害者が追い詰められると、相手の冷静さを欠き、怒らせる方向で形勢逆転を仕掛ける

自分の矛盾点や傍若無人な態度を、人前で的確に指摘される事がモラハラ加害者が最も嫌う行為ですが、論理的な口調に対しては無視や逆軽蔑、私はわかりませんなど、論破されても負けていないという態度で逆に相手を怒らせて手をあげることを待つこともしばしばあります。冷静で論理的な形でモラハラ加害者を追い詰めると、相手はどんな手を使ってでも相手の粗を探したり、暴力や暴言を引き出すことで形勢逆転を狙うトラップを仕掛け続けてきます。

モラハラ加害者は一般的には人柄がよいが家庭など世間の目がない環境で強まる

職場や学校など、限られた時間でかつ周囲の目がある環境ならば、詭弁を的確に見抜き加害者を論破出来る弁護士や組織内で人望がある年配の方々など、こういった人物を味方につける事で、ハラスメント加害者の言いなりになる事を避けられる可能性もあります。いままで説明してきたように、モラハラ加害者は立場が上の人からは認められたいという気持ちがあり、また周囲からは称賛と承認を得たい願望が強いからです。そのため、モラハラ加害者は一般的には人柄がよさそうという評判がたちやすいです。

人の目が入る環境ならばよいのですが、家庭内のモラハラなど、周囲の目がない場合にはなかなか対策が難しいのが現状です。

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