30代前半、男性Hさんからの体験談。近年、婚活などが流行っており、お付き合いから結婚しても、結婚すること自体が目標になっていまい婚姻直後に家庭のイメージが湧かず早期に離婚という話も多くあります。それと似ているのかもしれませんが、婚姻後にモラハラ予告をされて、実際に新婚生活もモラハラ三昧だったという悲しい相談です。

お付き合いから結婚、婚姻届を出したあとに告げられたモラハラ予告

私の妻は職場の同僚。
職場で一緒に課題や業務に取り組んでいるうちに、その姿勢が立派で若干の憧れの気持ちもあり親しくなりました。
Mさんは私より4歳年上、お付き合い中はお姉さんという感じで、小綺麗なアパートで一人暮らししていて、手作り料理を振る舞ってくれたり、私の考えや気持ちを理解しようといろいろな話を聞いてくれました
付き合って時がたち、お互い独り暮らしだったこともあり半同棲のような状態になり将来のことなども話をするようになりました。

モラハラする人には、一貫した態度や考えがないため、うわべは好意的

私はかねてから独立心と野心があり、将来は自分で事業をしたいなどという話を出し、彼女も現実的なところで「お店がしたい」「ペンションをやってみたい」など肯定的な話をしてくれて盛り上がっていました。
海辺がいいとか、山がいいとか間取りや部屋のこと、料理はどんなのを出すとかいろいろなことをわりと具体的に話、現実は難しいかもしれないけど、職場でも一緒に問題に立ち向かって頑張っているし、なんかこんな感じでいろいろ相談しながら家庭を築いて、一緒に幸せを描き続けていければと思っていました。
独立ということに肯定的な人はまだ少なく、現に元彼女は独立や起業などの話をするとちょっと引いていました
実は一度起業をしようと勢いで前の職場を退職してしまい、退職してからいろいろな金銭面の計算をしてこれでは立ち行かないということを肌身で経験して起業せずにサラリーマンに戻ったという経験があります。
それゆえに、起業の夢はあっても次はそんな勢いではやるつもりはありませんが夢は持ち続けることでモチベーションにはなると思って持っています。
そんな話も交えながら、お互いの理解を深めていったつもりでした。
彼女は、よく言っていました。

深まったつもりでいた愛情とモラハラ彼女の嘘

「どんなきついことやつらいことがあっても、結婚したら子どもたちと仲良くよい家庭を作りたいし、いろいろな事情はあっても離婚とか自分から言い出す人は信じられない。そうならないように寄り添うし、私からは絶対に別れ話をしない。」
この言葉、当時、私の心にすごく響いて、結婚への気持ちをぐっと強めた言葉でした。いまとなっては、この言葉を書きながら胸を締め付けられるような痛みを感じ、不思議と涙がうるうるしてきます。

婚姻届の提出直後「これでとりあえず目的が果たせた」

顔合わせもして、婚姻届けを出した夜、衝撃の一言がありました。
「これでとりあえず目的が果たせた」
これがどういう意味か始め分かりませんでした。

妊娠によるイライラを超えた家庭内暴力(DV)と脅迫

結婚後、お互いに仕事していたこともあり、顔を合わせる時間も限られていたため無難に過ごせました。
妊娠し、その後は冷たくなり、冷たいだけではなく攻撃的で暴力的になりました。
ホルモンや心理的な問題で多少あれると聞いたことがありますが、別に遊んで帰ってくるわけでもないのに仕事に行くことも否定され、自由時間もなく家にいる間は掃除、洗濯、食事の準備や片付け何でもやらされました。
大変な時は手伝うという状態ではなく、「夫がやるのが当たり前」という態度で、感謝のことばも態度もありません。
その後、もちろん表面上は普通の夫婦となりましたが、冷めたものでありがとうもごめんねもなくただただ役立たずと言われ、尻に敷かれるだけでなく押しつぶされるような日々が始まったのです。
同じ仕事をしていたので給料のことも結婚前に知っていましたが、それを知ったうえで給料が安い、毎月20万円貯金しろ、家事は女性にやらせるななど、無理難題を平然と言い、別れたいならわかれればいいじゃない、私貯金あるし、と言います。
独立の話や、自分の趣味の話などしようものなら、「馬鹿じゃないの、そんな人と結婚したつもりはない」と全く否定されるようになりました。もちろんこどもが第一で今すぐにではないと言っても、将来にわたりそんなこと認めないという始末。

子どものため…実際は子どもを人質に身代金要求とモラハラ妻への服従の強制

こどもができたということで、夫はもう逃げられないという思いから本当にエスカレートしています。
たしかに私から別れを切り出すことなんてないと思いました。
こどものことは本当に気がかりですが、こんな夫婦生活を見せ続けていくのもつらくて、離婚を考えています。
あとは子供が成長して道徳的な判断ができるようになった時に、妻が子供から良い悪いを教わることを信じています。

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