新型コロナウイルスが蔓延することを抑制するために国は緊急事態宣言を発令し、不要不急の外出をしないように呼びかけています。普段から、人から指図をされたり、ルールを押し付けられたりすることが大嫌いなモラハラ妻・モラハラ夫は我慢ができずにイライラしていることでしょう。

コロナ自粛でモラハラ妻・モラハラ夫が家にいる時間が増える

テレワークが推奨され、自宅で過ごすことが増えると、夫婦揃って家にいなければならない時間が今まで以上に増えます。モラハラ妻・モラハラ夫が家にいる時間が増えると、一緒にいる時間のルールが強要されます。そして、相手に監視されますし、あまりにもひどい生活をしていたら指図されることもあります。特にコロナ自粛の時期は、「自粛」という民度やモラルが試されるときなので、モラハラ妻・モラハラ夫のモラルは非常に目立ちます。

コロナ自粛で外出ができず攻撃性を増すモラハラ妻・モラハラ夫

モラハラ妻・モラハラ夫は時間に縛られたり、ルールを押し付けられたりすることが非常に苦痛で、さらに自由な時に買い物などの外出制限で外出ができないという今の状況もストレスになっています。コロナ自粛がない時ならば、仕事などで妻と夫がすれ違って生活をしていたことでお互いに息抜きができていたかもしれません。特にモラハラ系の人は、自由に外出して、自由な行動をして、自由に好きなものを食べて・・・ということをして、ほかの人の自由には圧をかけるという性質です。テレビで公園で花見している人や、飲食店で外食している人などに腹を立てながら、自分も外食やコンビニ食を食べまくるという矛盾です。普段はいろいろな自己中な理由をつけて、自分の好きなことをしていますが、誰かのせいにしたり、理由をつけても外出ができないという状況の中でストレスはすべて家庭内に向けられ、DVや暴力・暴言が増えます。

新型コロナウイルス対策の方法ですれ違う夫婦

新型コロナウイルスの対策は、日本だけでなく世界中で探り探り方法が考えられています。よく言われる方法は、手洗いうがい、マスクの着用、触れる場所を消毒するなどのことですが、手洗いの方法などでもモラハラの引き金になります。例えば、夫が丁寧に手洗いをするタイプで、妻が適当な手洗いをしていた場合、丁寧なやり方をお願いするような場面があります。感染症の蔓延が現実味を帯びてきている中で、感染症への危機感があり心配性な人ほど不安が強く、丁寧に手洗いをしたり対策をするようになっています。モラハラ気質がない人でも、対策が適当な人や、他の人に感染させる恐れがあるようなことは避けて欲しいと強く願う時期です。モラハラ妻やモラハラ夫は、自分だけがかからなければいい、人からやり方を強要されるのは絶対に嫌だ、そんな価値観があるためなかなか受け入れることができずお互いに強い口調になりがちです。

お金がなくなるという経済的不安がモラハラを加速する

モラハラ妻モラハラ夫の最もできやすい環境のひとつに「経済的不安」があります。収入の少ない家庭ほど、モラハラが起きやすいと言われていますが、逆に収入が高い家庭でもモラハラは起きます。モラハラ妻やモラハラ夫は、収入が多い少ないにかかわらず、家庭のためにお金を使うというよりは、自分を守るため、相手に苦痛を与えるために、相手が嫌な気持ちになるようなお金の使い方を押します。
例えば、セールの時には買わず、値段が高い時にわざと買ったりして、わざと「高い時買わないでセールの時に買ってくれ」と言わせて、「私が欲しい物を買わせてくれない」というための口実にするなどです。高いものを買えば、結果的に自分たちの家計を苦しめるのですが、自分たちの家計という感覚はなく、相手がお金を使われて腹が立つような使い方をすることが目的なのです。

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