在宅ワークや自営業、副業に励む人なら、きっと一度は感じたことがあるかもしれません。
「仕事をしているのに責められ、休んでいても責められる」
そんな、正解のない地獄のような日常。
僕も、まさにその渦中にいます。
仕事をすれば「家事をしろ」「子どもの面倒を見ろ」と責められる
自宅で仕事をしている人間にとって、最大の敵は「時間の自己管理」ではない。
最大の敵は、家の中にある理不尽な圧力だ。
たとえば、パソコンに向かって必死に仕事をしていると、「家事くらい手伝え」「子どもの面倒もみてよ」と、当たり前のように要求される。
仕方なく休憩時間を削って皿を洗い、掃除をし、子どもを外に連れ出す。
なのに。
少し休憩を取ったり、子どもと遊んでいる姿を見られると、今度はこう言われる。
「仕事しないで楽してるんだ、いいね。クズだね。」
冗談半分の言葉に見せかけて、グサグサと胸に刺さる。
自宅で働いていることへの理解など、どこにもない。
彼女はソファに寝そべり、永遠にインスタグラムを眺め、ショート動画を流し見し、スマホゲームに夢中になっている。
そしてふと俺を見つけては、また文句を投げつける。
「なんでそんなに暇なの?ちゃんと働いてよ。」
「その程度で稼げるとか、甘すぎない?」
「私のほうが毎日疲れてるんだけど?」
こっちは、朝も夜もなく必死にパソコンと向き合っている。
クライアントからの連絡が深夜に来ることもあるし、副業のためにスキルアップの勉強もしている。
子どもだって可愛いと思ってるし、できるだけ手伝いたいと思ってる。
それでも、仕事をすれば「家族をないがしろにしている」と責められ、
家族を優先すれば「仕事をサボるクズ」と罵られる。
どうすれば正解なんだ。
いや、もしかしたら、どれを選んでも罵られるのが前提なのかもしれない。
「在宅=暇」と勘違いされるつらさ
「副業=遊び」と馬鹿にされる悔しさ
「家事=無償奉仕」と押しつけられる重さ
どれも、ただ頑張って生きていきたいだけの人間にとって、あまりに酷だ。
邪魔してきておいて稼ぎが悪いとグチグチ
自宅で仕事をしていると、邪魔をしてくるのは決まって彼女だ。
家事をしろ、子どもを見ろ、買い物に行け――。
そんな要求に応えれば当然、作業は中断し、集中も途切れる。
それでも文句を言われないようにと無理に笑い、応じてきた。
なのに、月末になれば決まって言われるのだ。
「こんなに稼ぎが悪いなんて、情けない」と。
一体、誰のせいで仕事時間が削られているのか。
努力も、気遣いも、なかったことのように踏みつけられる。
何をしても認められず、ただ責められる日々。
在宅ワークに向き合うたび、心をすり減らしている。
文句言ってくる間もショート動画見てる妻
文句を言われるたび、心がすり減っていく。
在宅で仕事をしていても、必ず途中で呼び出される。
家事、育児、買い物。
応えれば応えるほど、仕事は進まない。
それでも文句を言われるのだ。
「楽してるだけ」「もっと稼いでこい」と。
ふと見ると、文句を言っている妻は、
その手でずっとスマホをいじっている。
ショート動画を眺めて、ただ流されるように過ごしている。
この人には、俺の必死さなんて見えていないのだろう。
一緒に暮らしているはずなのに、
こんなにも遠い存在になってしまった。
そう思うと、怒りよりも先に、
どうしようもない悲しさだけが胸に残った。
同じように闘っているあなたへ
もし、この記事を読んで胸が痛くなったなら、あなたもきっと、同じ場所で闘っているのだろう。
在宅ワークや副業を選んだのは、決して「楽したい」からじゃない。
誰かに頼らず、少しでも自由な未来を掴みたかったからだ。
家族のため、自分のため、必死で働いているのだ。
誰にも認めてもらえないかもしれない。
努力が報われない夜もあるかもしれない。
それでも、あなたのその汗と、時間と、心の痛みは、決して無駄じゃない。
あなたは間違っていない。
理不尽に負けないでほしい。
外からは見えないだけで、在宅で、孤独に、毎日を積み重ねているあなたに、心からエールを送りたい。